|
偕成社
作/トミー・アンゲラー
税込価格 1,260円 |
|
今日は何をしようかな |
|
いい獲物が・・・ |
|
|
|
怪しい三人組ですが・・・ |
この三人組(表紙の絵)実に恐そうというか悪そうというか
いかにも怪しい三人組。
そのとおり。
この三人すてきな・・・どころかワルだったのです。
ある時、一台の馬車を奪いますがそこでワル三人組が素敵に変身してしまうあるものと出会いますそれは・・・ |
|
ワルを表現して読んでね |
この絵からもどこがすてきなんだ!といいたくなりますがその気持ちは正しいです。
が、すてきになるんですよ、本当に!
悪い人もふとしたきっかけでよくなれる
そんなメッセージがこめられているこの本ですが、
そこを強調して読んでしまうとこの絵本のおもしろさは半減していまいます。
悪い時(前半)は思いっきり悪く・・・悪さを思う存分楽しみながら・・・
そしてあるきっかけから先、この三人組が変化していく時は
良さを強調せずにさりげなく軽快に。
そうすることで、悪かった三人組がいとも簡単に良くなる姿が「かっこよく」映ることでしょう。
そして、きっと子どもの心をつかみ正義の味方として憧れの存在に。
(ちょっと大げさですが)
読み方によって伝わる印象の違いはありますが、
そんなことは抜きにして、この悪い三人がすてきな三にんぐみへ変化していくお話はユニークで面白いと思います。 |
|