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子どもと食事-その2
食事の関わりはそのまま子どもとの信頼関係になる
 

「絶対」や「今でないと・・・」というこだわりを全部捨てること!
日本の悪い子育てのことわざ

「甘やかすとダメになる」
「三つ子の魂100までも」

この2つの実践は子どもにとって歪みをうむ結果となります。
甘やかしは色々な捕らえ方がありますが、多くの人は誤解していると思います。
甘やかすとダメになるから抱っこしない、子どもの主張を受け入れないなどは絶対やめて欲しいことです。
「三つ子の魂100までも」も三歳は年齢的にとても大切な時期であることは確かですが、それが一生を決めてしまうというほど大げさなものではありません。むしろ、この2つのことを忠実に守るがゆえに、子どもが満足できる愛情を感じられなかったとしたらそのことの方が子どもの一生に影を落とすことでしょう。

甘やかしではなく満足を与えること。
簡単なテストでも100点は100点
テストで100点をとった時の気持ちは今でも覚えていることでしょう。
それは努力した結果であるからです。
どんな簡単なテストでも100点を取ることはちょっと難しい。
今でも覚えているのは努力した結果=達成感を得られたから。自分のあらゆる能力を駆使して頑張った結果だから記憶として残り、そのことが脳にとって

すばらしくて忘れてはいけない大切なこと

と認識されたから覚えているのです。
他にも自転車に乗れた時のこと、欲しいものをただ買ったのではなく、おこづかいをコツコツためて買った時のことなど忘れられない記憶として残っていることでしょう。

ただ子どもが欲しいからといって努力もせずになんでも与えてしまうのでは、はじめはそれで満足だったかもしれませんが、脳に対しての刺激が少なく、もっともっとと欲求はエスカレートしますが満足感は反比例でだんだん得られなくなってしまいます。手に入れることの難しさ、それに対して努力することが脳に適度の刺激を与え本当の満足をうみだすのです。
そして大切なのは、その子の集中力や忍耐力に合わせて目標を設定してあげればいいのです。(高すぎる目標は意欲より無力感にしかなりません)
だからといって肩肘張ってはダメですが・・・ここでもそれをいかに楽しく面白くするかがポイントです。

実践から
かっこよくなりたかったゲーム好きの子
5歳の男の子で「かっこよくなって女の子にモテたい」と言っていた子がいました。
その子はちょっとお調子者で根気もなく、「かっこよくなるためには早く走らないと・・・」「かっこよくなるためにはちゃんとしないと・・・」など口では色々言ってもなかなかできません。
そこで、この子がゲーム好きだったので、何か良いことをしているところを見つけては「おっ!かっこいいね、レベル上がったよ」と声をかけると乗ってきて「今いくつ位?」と聞くので「かっこよかったからレベル10位」というと「ヤッター!!」と大喜び。他の友達にも話し、みんなでこのレベルごっこが始まりました。もちろん下がることもあります。話も聞かずふざけていると「あーそれじゃあレベルダウンだー」と言ったりしながら楽しみつつ、努力したことを褒めてあげるようにしました。


もし、子育てに悩んでいるのなら、まず自分自身を見直してみることです。
自分が一体何がしたいのか、本当に大人として自立しているのか、振り返ってみることです。
そこでもし、自分が子育てに興味をもてない、子どもが嫌いだったということに気がついたとしても、それはそれで受け入れて欲しいのです。無理をしないで、自分ののことを考えるそこからスタートします。その後、信頼できる(できれば家族が理想です)人に相談して自分の気持ちを抑えることなく理解してもらえるように努力してみましょう。大事なのは自分です。

実践から
 

ポイントは食べ物に注目させること!です。
食べ物に興味がもてる工夫を!

和え物に入っているもやし。
和え物自体野菜が多く味付けも子ども向きではないのであまり好きではありません。また彩りなどにつかわれる人参などが子どもにとっては嫌なものです。
それを「あ!もやしだ!もやシッシー!」と歌いながら大人が食べると子どもが「何だろう」と思いもやしに注目し一緒に歌いながら「もやしみっけ!」といいながら食べる子もいました。こんなことを繰り返すうちに和え物=おいしくないというイメージを変えてしまうことができ、和え物の味付けに慣れそのおいしさに気がつくことでしょう。

野菜は歯ごたえもよくかむと音がします。
そこに注目して「○○ちゃんから野菜の音がいっぱい聞こえるよ」と噛んでいる音に注目すると他の子もあれ!と思うらしく食べてみようと口にして音を聞かせてくれたりします。

おいしそうに食べる
表情は言葉以上に語ります。私が「いただきます」をして一口食べた時口癖のように(でも実際お腹がすいていて本当においしいのですが)「あーおいしい〜」と笑顔で言うので子ども達が何故かいつもその一言に注目し、ジーッと見つめてます。そして顔を見合わせておいしいねーというと「ねー」と相槌してくれます。これもコミュニケーションだし、子どもにとって一緒に食事をし、私が一言を発するその瞬間がきっと待ち遠しい時間なのだと思います。それだけで食事に対して子どもの気持ちは前向きになります。

お肉のなぞなぞ。
食材の姿を意外と知らない子ども達。だからいつもお肉やお魚はクイズにします。このお肉は何の肉?と聞くととても面白い答えが返ってくるか、もしくは本気で考え込んでしまう子もいます。これではなかなか正解が返ってこないので、鳥、豚、牛の三択にします。答えは何でもいいんです。例えば子どもが「鳥!」と答えたとします。それが正解でもそうでなくても次の言葉は決まってます。「どんな味がするか食べてみて!」と。同じ鳥肉でも味付けによって全然違うし、ハンバーグなどひき肉を使った料理などでこの質問をすると面白い答えが返ってくるかもしれません。

さすが子ども!の呟き
トマトが大嫌いな子とのやりとり
保育士:  「トマトきらいでしょ、減らしてあげるよ」
Kくん :  「いい、今日からトマト大好きになったから平気だよ」
保育士:  「偉いね。でも、無理しなくていいんだよ」
Kくん:   「大丈夫、大好きだもん!」

--20分後--

Kくん:  「先生、トマト、一口は大好きだけど後は大嫌いだった」
保育士: 「・・・!」
--でも食べようとしたその気持ちが偉い!!--

こんな楽しいやりとりができることが子どもと一緒にいる喜びです。

泣く子も楽しい?遊べる絵本
かくしたのだあれ
絵本 ラチとらいおん
絵の中でかくれんぼ
楽しい絵本なので気分転換に
うしろにいるのだあれ
絵本 うしろにいるのだあれ
後ろにいるのはだれかな
と、遊びながら読めます
きんぎょがにげた
絵本 きんぎょがにげた
きんぎょが隠れています。
何人かで一緒に探しっこすると楽しいですよ。
ゆっくりね・・・
お母さん達と話していると、「○○ちゃんは泣かないのに家の子は・・・」なんていうのをよく聞きます。
皆違うのだから比べるのはやめましょう。
比べていると、子どものことが否定的にしか見れなくなります。
否定されつづければ、子ども自身が自分を否定してしまう子になります。
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