おひさまがいっぱい--絵本to子ども*Bookbook(ブクブク)*

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保育士として、子ども達に読んで欲しい豊かな絵本を紹介します。

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おひさまがいっぱい

童心社
作/与田潤一
絵/堀内誠一
税込価格　1,050円

いいお天気

こっくり
こっくり

日差しを感じます。

暗い夜から始まります。
何故か夜に行動する動物達。
そして、天気のよい昼間はいつもこっくりこっくりしています。
そんなのどかな風景を詩で描いています。

闇と光、昼と夜、静と動。

おひさまがいっぱいというテーマでこんな詩が描けるなんて･･･とじんわり感動できる詩です。
はじまりは夜の暗闇から。そしておひさまがいっぱいの昼へ展開していきます。
それが対照的でこの詩をひきたて、おひさまの日差しやその有難さを美しく表現してくれます。
それを対比するために登場する動物達は何故か夜行性!?のため昼間は居眠り・・・。
その居眠りがより日差しがあたる暖かさを伝えているようにも感じられ、あーポカポカ陽気なんだなあ・・・と感じてしまいます。
本当にすてきな詩ですが、詩にはユーモアもあり、子ども達はそこに魅力を感じているのかもしれません。
おもしろくて、詩もステキなんて一粒で二度おいしい感じがします。

もっともっと、春を楽しむ絵本

あな

絵本の中央に穴が・・・
覗いてみたくなります

はなをくんくん

動物達の春は一番は・・・
すごいと思っていしまう。
その訳は・・・

ぐりとぐらのえんそく

春といえば遠足
ぐりとぐらも春を味わうため
遠足にでかけます。

春を絵本を楽しもう！

◎	待ちに待った春はいろんな発見がいっぱい
◎	そして新しいスタートの季節でもあります
◎	日差しのぬくもりから始まりの不安までいろいろあります！
	保育士の頃、４月は戦争でした。子ども達はお母さんと離れて大泣き。何日かすると少しずつ慣れてきた子ども達に絵本を読んであげると、その心の距離はグッと近くなりました。

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