100万回生きたねこ--絵本to子ども*Bookbook(ブクブク)*

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100万回生きたねこ

講談社
作/佐野洋子
税込価格　1470円

100万回生きた猫
それは・・・

一匹の猫と
出会うためかも
しれません。

100万回生きる自慢と幸せは…。

ねこは100万回生きたことが自慢でした。
僕は「100万回生きたねこ」なんだ・・・と話をすると皆、一目置きます。
しかし、どの人生にもそれほど満足していませんでした。
そのことに気が付いたのは一匹の猫との出会いでした。

生きる意味を感じさせる

人は昔からどの文明においても、不老不死に憧れていました。
多くの権力者がそれを手に入れるために様々なことを行い、その痕跡を残しています。

けれど、この100万回生きたねこを読むと人生とは長くいつまでも生きることと幸せとは別物であると感じます。

100万回も生きたねこ・・・皆そのことをうらやまく思うけれど、
この「100万回生きたねこ」にとってはどれも満足した輝かしい人生とはいえません。
そして一匹のねこに出会い本当の安らぎのと幸せを得るのです。
この「100万回生きたねこ」の人生?を見ていると生きるとは何か、
幸せとは何か考えさせられます。

そして、言いようのない不思議な気持ちにさせられます。

癒される・・・佐野洋子さんの絵本

おじさんのかさ

おじさんはこのかさが
とてもお気に入り
だから・・・え!?

おぼえていろよ
おおきな木

大きな木がある家に住んでた
おじさんは皆がうらやむ
この木が大嫌い!?
そして・・・

ゆかいなゆうびんやさん

最近手紙を書いてますか？
パソコンや携帯電話での
やり取りが多くなる今、
手紙のぬくもりを
感じてみて下さい。

なつかしい、そう感じたら・・・

◎	懐かしいと思ったとき、それは遠い良い記憶が蘇ったから
◎	そんな懐かしい思いはあなたの心に忘れかけてた何かを運んでくれます。
◎	ストレス社会の現代、絵本で癒されてリフレッシュしてみては。
	絵本＝子どもと決めず、一つの文学であると考えた時、それは決して幼稚なものではありません。シンプルな表現ほど難しいといいます。子どもが読めるくらいわかりやすいけど、そこには大人こそ読んで欲しい人としての大切なメッセージがこめられています。

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