いないいないばあ--絵本to子ども*Bookbook(ブクブク)*

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たすけて

福音館書店
作/絵　片山健
税込価格　780円

たすけて!!

たすけてと叫んでいるのは誰？

前半は心癒される自然の風景。
森も川も木も豊かで、深呼吸したら気持ち良さそう…

ところが後半一変します。
もりが「たすけて」と無数に叫びだすのです。
どうして助けてなのか、
美しい森がなぜたすけてと叫ぶのか、

それは人間の身勝手が生み出した悲痛の叫びなのです。

子ども達が叫ぶ「たすけて」

この絵本をはじめて読んだ時の子ども達の衝撃はすごいものでした。
たすけてという森の叫びを大人以上の純粋な心が捉えたのだから、
その感性が向かう先はすごいのです。

皆がシーンとなったと思ったら、次の瞬間、
誰からともなく
「たすけてあげなきゃかわいそうだよ!!」
「たすけてあげよう!」
と皆が一つになって言い始めて・・・。
そして、
「たすけてくれるように手紙をかく」
と言い出したのです。
こんなにストレートに環境を大切にする心を身近な危機として
表現している本はないでしょう。

環境に、地球にやさしく・・・。
それは、自分にやさしくすることにもつながっているのだから。

地球にやさしく・・・！愛地球博にちなんで

もりのこえ

もりのこえは
私たちに必要なことをちゃんと教えてくれるのです。

5ひきの小オニが
決めたこと

5ひきの小オニがきめたこと
それはとてもたいせつなこと

天とくっついた島

ちょっと大人に・・・。
海の豊かな自然とやさしさに
触れられる一冊。

地球に優しく愛を！

◎	愛地球博・・・「もりのこえ」
◎	実はみたことはあったけど読んだことがなかった「もりのこえ」（＾＾；；
◎	読んでみて、この絵本は紹介しなくては! と思いこのカテゴリを作ってみました。
	どの本も地球と何か（人も含む）関わりを通して、客観的に地球や環境を考えられる絵本です。それぞれ表現の仕方も個性的で印象も癒されるのから、深刻に考えずにはいられないものまで色々です。

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