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久山 太市 (翻訳)
ハンス ウィルヘルム
価格 1,050円 |
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ずーっと ずっと |
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だいすきだよ! |
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エルフィーは大好きな犬 |
飼っていた犬「エルフィー」は家族みんなに愛されていました。
「ぼく」はエルフィーが大好きでエルフィーとともに大きくなる。
当たり前のように、人と犬の寿命は全然違います。
「ぼく」は成長していくけれど、エルフィーは老いていく・・・
そして永遠の別れの時がきます。
けれども「ぼく」は悲しみのなかにも、なぐさめがあります。
それは、エルフィーにエルフィーがすきだと言うことをいつもいつも話していたから・・・。
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「すき」という気持ちちゃんと言ってますか? |
家族みんなが愛していた。
エルフィーが死んだ時、家族ももちろん「ぼく」も悲しいでいる。
けれど「ぼく」と家族はちがった。
それは、エルフィーが生きているときどう接したか、
どう言葉をかけたかなのです。
このお話はペットと「ぼく」の心の交流ですが、
私たち日常の中にも大切な人にきちんと伝えていない大切な言葉が
あるよ・・・とこの絵本は教えてくれています。
もし、大切な人に大切な気持ちを言えなかったら・・・
この絵本はそんな気持ちをきっとつたえてくれることでしょう。
「すき」「大切」と言う言葉は、相手に伝えるためではなく、自分のために言うのかもしれませんね。
親が子どもを愛することは当たり前、言わなくてもわかる、と大人は思ってますが、子どもには言わないと伝わらないものです。
「ずっと ずーっと だいすきだよ」を読みながらあなたのための幸せな時間を過ごして下さい。 |
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