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福音館書店
ロイス・レンスキー
わたなべ しげお
税込価格 840円 |
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スモールさん |
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火事だよ!
大変! |
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スモールさんはふ「ふつう」の人
でも、あこがれる、なぜ??? |
スモールさんをご存知ですか?
普通のおとうさん、どちらかと言うと地味目で真面目な人。
ちょっとちいさいのは名前からもわかりますよね。
そんなスモールさんが消防士として働く姿を描いた作品が
ちいさいしょうぼうじどうしゃ。
スモールさんシリーズが次々再出版されており、
乗物好きの男の子たちに是非読んで欲しい絵本です。 |
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「のりもの」が主役?
ストーリーが主役? |
スモールさんシリーズに共通して言えることですが、
お話が結構長く、ページも多いです。
だから、今までただ乗物だけに興味をもって図鑑のような絵本を見ていた子には、始めは少し難しく感じるかも。
トーマスががなんであんなに支持されるかを考えた時、
そこにストーリーがあり、それぞれの電車の特性と、
そこに個性のあるキャラクターが存在し魅力的な世界を作り出しているから。
スモールさんもこれに似ています。
さらに、スモールさんは普通の人で、父親のように身近に感じることができること、また消防車についているはしごや目立たない斧などもちゃんとお話の中での大切な場面で使われ、消防車の奥深さや消防士さんの細かな配慮やたくましさを垣間見ることができます。
絵本が好きなら2歳半ばくらいから、
まだ集中力がなくてちょっと無理と言う方は4歳くらいまで十分楽しめるお話ですので、読んでみてください。 |
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