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福音館書店
作/西村繁男
税込価格 840円 |
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すごい・・・ |
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のりたい! |
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やこうれっしゃの魅力的な絵 |
夜行列車にのったある家族を通して、やこうれっしゃの中を紹介している本です。
絵がステキです。
と言うのは、本当に乗っているみたいに細かく細部まで丁寧に描かれているからです。
電車好きの子なら釘付けに。
大人でもひきつけられるものがあります。 |
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ミニチュアのようです |
寝台車も次々と引退し、時代が変わる寂しさというか、心に穴がぽっかり開いたような気持ちになります。
私は寝台車に乗ったことはありません。
駅で、となりのホームにとまる夜行列車にずっと憧れていました。
いつか・・・乗ってみたい・・・。
けれど、そんな小さい頃からの憧れは、ついに実現することなく過ぎていきました。
乗ったことがなくても、子どもは大好き!!
たとえ乗ってなくても、乗った気分になれるような一冊です。
特に乗ったことのあるお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、おじさん、おばさん・・・
大人にとっては、本当に一つ一つの絵やエピソードが懐かしく感じ、暖かい気持ちになれるはずです。
やこうれっしゃ は、なくなったとしても、夜行列車は確かに存在し、 多くの人が憧れた、
その気持ちはなくなることはなく、ぜひ伝えていって欲しいです。
また、特にのりもので、細部にわたって丁寧に、正確に描かれている絵本は、
子ども達は本当に好きで、大切にするものです。
そこに読み手の心のあたたかさがあれば、さらに豊かな心になることでしょう。 |
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